急行銀河、廃止に鉄道ファン詰め掛ける!?

1949年9月15日、ダイヤ改正により「銀河」、東京駅~神戸駅間において東海道本線経由で運行が開始されるようになった急行銀河が今日で幕を閉じることになりました。この報道がJR西日本・東海・東日本に記載されていたのは、随分前から知っていましたが、やはり日が近づくと長い間運転していた銀河にお礼を言いたい。
新幹線(整備新幹線)の開業によって、夜行列車が通る並行在来線がJR旅客鉄道会社から第3セクター鉄道会社へ移管されることにより、第3セクター鉄道会社との直通運転が発生し、第3セクター鉄道会社との調整が必要になったり、乗り入れにより運賃・特急料金が余分に掛かるようになることも夜行列車の運行を難しくしていた。現在第3セクター鉄道会社に乗り入れている夜行(準)定期列車は「北斗星」・「カシオペア」のみである。(かつては西鹿児島駅(現鹿児島中央駅)まで運行されていた「なは」は九州新幹線開業に際して転換された肥薩おれんじ鉄道に乗り入れを行わず、熊本駅までに運行短縮)

ただし、第3セクター鉄道との直通運転を行なう昼行列車は現状でも多数存在していることから、運行短縮の根本的な原因は運賃・特急料金ではなく、前述の通り夜行列車の利用者数が少ないことにある。夜行列車をフリーゲージトレイン化して、新幹線開業で並行在来線の第3セクター鉄道へ移管または廃止になった部分を新幹線に迂回走行させることが考えられたが、新幹線は保線のため24時~6時の間は走行できないため、夜行列車の機能が発揮できないなど、別の問題が発生した。
このような状況から、在来線の夜行列車は一部を除き他の交通機関に対する競争力を失い、利用率が減少してきた。このため、2008年から2009年にかけてJR各社は夜行列車の大規模な削減を計画していることが報道された。
これにより、2008年3月15日のダイヤ改正により、2008年3月14日の運行をもって、関西方面と九州方面を結ぶ寝台特急「なは・あかつき」と、JR唯一の寝台急行「銀河」の廃止が決まってしまった。現行2往復設定されている「日本海」や「北斗星」の1往復化などかなり踏み込んだ物となってしまった。

こうした中で廃止寸前となる列車に一度は乗ってみたいというファンが詰め掛け、発売開始後30秒で満席状態になってしまっている。そればかりか、写真を撮る人もいる。そういう自分も鉄道ファン(というか鉄道マニア)で鉄道分野に関することについては、オタクである。よく友達からオタクだと言われる。写真撮影に行きたいが、あれこれと会社説明会だ、卒業式だとあり、行けない。また、一度は乗ってみたかった。誰かが写真提供してくれる人を祈る。また、提供してくれた際には、本の少しだが謝礼金を出したい。今まで書いてきたことすべて私自らが知っている範囲で書いている。同じようなことがWikipediaにも記載されていた。(ふぅ~)
さてさて、読んでいる人もきっと疲れただろう。いつまでもダラダラと書けないのできっぱりきる。長文を読んでくれてありがとう。そして銀河さようなら・・・。

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