「リリリリリーン」
朝8時前・・・・
私の携帯が部屋中に鳴り響いた。
こんな時間にくるのは珍しい・・・。
携帯の着信は滅多に電話をくれない、高校の友達。
どうしたのだろうと、電話に出る・・・・。
すると・・・・・
同期の友達が
「I君が亡くなった」 と言った
私から出た言葉は
「えっ、何言ってんの?つい2ヶ月前あってご飯食べてるんだけど」
と言い返す。
ただただ、「亡くなった」という、実感がまったくない。
正午、亡くなった友達の親友からクラスの同期がメールを転送してきた。
内容が、あまりにも悲しかった。そこでようやく、彼がこの世にいないことを知った。
彼がいてくれたから、私は、高校生活が非常に楽しかったし、
文化祭だって他クラスであっても僕を助けてくれた。
ルーム長という役割を僕は貰って、クラスを引っ張れない僕に、助言をしてくれたのは彼であった。
ホームページが作れるようになったのも、彼のおかげ。
すべて今まで、やってこれたのは彼の何気ない一言で僕は勇気づけられた。
そんな彼を失った今、非常に悲しい。
本当に短い間の人生であった。
安らかに眠ってほしい。